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●法治国家は中進国

今日、法治国家というのはだいたい先進国という事になっていますが、法治国家は
真の先進国とはいえないのではないか、という気がします。
是非善悪が何でも法律で決められる法治国家は、いわば中進国であって、真の
先進国、文明国とは、法律がきわめて少なく、いわゆる法三章でおさまっていく国
それだけ国民の良識が高い国ということではないかと思います。

昨今のさまざまな不祥事を見ますと、法すれすれを舞台にした犯罪行為が多く、
判例にないものは、法が犯罪の後追いをするような状況です。
人のあるべき姿を基礎にするべき法律が、いつのまにか犯罪を基礎にした法律に
変容させられようとしています。

国家の倫理、人間の倫理が脆弱な基盤のもとで作られるほど、人間にとって不幸な
時代はなく、ただ単に法治国家によって立つ国家運営の危うさを露呈してしまって
います。

私たちは、法に治めてもらう国ではなく、人の良識に治めてもらう人冶国家を
目指すべきではないでしょうか。法の整備に労力を裂くのではなく、それも多少は
必要でしょうが、メインは人の良識の整備に時間を割くべきだと思います。

安倍首相は、何かと「教育改革」を唱っていますが、その程度の改革ではなく
「世界一の良識の国を作ろう」ぐらいの国家理念をもたなければ、所詮は三流国の
三流政治家としか映らないでしょう。

そこさえ決まれば、やることやれることは無限にあります。また、知恵も全国随所
から泉のごとく湧き出てくるでしょう。

 

 


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